2008/05/27

イメージ

 
なんでかな
思ったことが
形になってしまう

ふしぎだな
きもちが上に
ふきだしてまう

ふふふふふ
ふしぎぎだだね
ふがおおいのに
もうおわんない

サガフロンティア2ボス戦

 
剣のきらめきと
ブロンズの虹が交差して
全身からもう
とめどなく
足がうごく
スライスしてくれよ、もう
腕ごと目ごと歯ごと
混ざりたいよ
8bitの粒子と
なんで鎧なんて着ていたのだろう
たたみかける
宇宙の瞬きに
敵も味方もないんだろう、もう
ここはステージなんだろう
どこにも行けない
端っこなんだろう

くりかえす

 
きょうもくりかえしました
きょうもきょうをくりかえしました
きょうもきょうをくりかえし
きのうもきょうをくりかえして
きのうのきのうをくりかえし
きょうもきょうをくりかえしました
きょうはきょうでくりかえし
きょうのきのうをきりかえし
きょうをきょうとくりかえしね
きのうのきょうをくりこして
きょうをきょうにきりかえて
きのうときょうをのりこえて
きょうもきょうをくりかえす

真夜中のメール

 
足を噛まれた夢で
目がさめて
足のゆびに噛み付くドラえもん
ちょきんばこ

机のかどに
足をぶつけた

受信メールで
癒そうと、
空が開く
真夜中の4時

近くに住みたい
こっそり抜け出し
メールじゃなくて
一緒にくらしたいのに

おかねがたまったら
それと ちゃんとした夢もひつようで
昔の女は忘れるから

荷物が多くて
足のふみばがないくらい
とどけたいものは死ぬほどあるのに

2008/05/14

ランナー

 
ランナーが補給するものが
酸素だと知った時に
この容赦のない
真理を感じた

取り残されないように
探し続ければ
限界はないが、
その先もない

イメージ自体、何も生まない
リズムに勝る、意味はない

押しとどめようとしても
吐き出すばかり

酸素よりもこの衝動

洗い流してもう終えたい

カザミドリ(5月)

 
荷造りをはじめた夜に
雨がふる

いつもの道も
横切る列車も
ピアノのつぶで
きらきらひかる

うまく言えないこのことを
浮かれた気分を
記録しなきゃと思うのに
カザミドリのぐるぐるまわる
風が吹く

気分にまかせて
歩けば良いのに
わたげのあたまは
海をこえる

このイメージのために
キーを叩く

このフレーズを何度も
繰り返す

赤いポットは置いていくよ
まとめはもうできているから

新しい町には歩いて向かう
手紙が飛び交うこの道を

風と緑が巻き込んで

金の鳥

 
何から話そうか くちばしのねじまがった 金の鳥が舞台の真ん中に立って、顔を
横に向けてながらも
横目で客席を見ている。
腕組みしながら、金の鳥は考えている。
月夜にしみる
三日月のようなまなざし

おしえることで
知識が金色に輝き出す
脳がリードをとる
羽を一枚むしり
おめぇらの人間くさいのが
鳥にはたまんねえ
知識の重さを捨てて空をえらんだんだよ
羽ばたいてまきちらしてやる

わからずやの人間には羽ライスでおしおきだ!
空飛んだときの感覚は
砂時計が舞い上がるぜ

人間をキャベツのように潰す虎が現れた!

何から話そうか くちばしのねじまがった 金の鳥が舞台の真ん中に立って、顔を横に向けてながらも
横目で客席を見ている。
腕組みしながら、金の鳥は考えている。
月夜にしみる
三日月のようなまなざし

おしえることで
知識が金色に輝き出す
脳がリードをとる
羽を一枚むしり
おめぇらの人間くさいのが
鳥にはたまんねえ
知識の重さを捨てて空をえらんだんだよ
羽ばたいてまきちらしてやる

わからずやの人間には羽ライスでおしおきだ!
空飛んだときの感覚は
砂時計が舞い上がるぜ

人間をキャベツのように潰す虎が現れた!