宇宙から降る雨は 音がしない
窓の外の雨を 聞いている
体はもう何もしない
遠くの海の上に 残してきた細い線
その上を 優しい顔して歩いている
きっと ここからは
たどり着けないだろう人
足音は雨のように 消えていく
それでも 何かは聞こえるだろうか
言葉は細い線のよう
その上を 優しい顔して歩いている
きっと これからも
雨の光につつまれてる人
昨日や今日が 進み続けるその中を
ときどきでいいから 思い出していたい
海の上に落ちて混ざった
あの雨粒と言葉
きっと これからも
雨の光につつまれてる人
昨日や今日が 進み続けるその中を
ときどきでいいから 思い出していたい
海の上に落ちて混ざった
あの雨粒と言葉