2020/01/27

ルーチンワークス


世界の成り立ちの
責任を持っている。
力を合わせて、この絶望に立ち向かう。

繰り返し考えている。
そう言うやつもいるだろう。
そう言うやつの一人でもある。

23時前のルーチンワークス。
あっちの世界のことも考えている。
どうか踏ん張っていてほしい。
必ず届く。
この世界の中心に。

神様と同じ給料をもらう。
このルーチンワークス。
7日間を振り返り。

あっちの世界の絶望も
こっちの世界の成り立ちも
いつかきっと、たどり着けるように。
やっている。

何か分かるか?

そこの人。

夜の公園



誰もいない公園。
ブランコが行く、戻る。
うそは言わない、でも言いたい。
きみを目を見る。
じっと見てる。
ずっと一緒にいたい、でもいるわけない。
だって、夜は終わるから。
終らないで、って必死に思う。思うだけ。
紅茶の熱は冷めてる。
でもきみはあったかいと言う。
うそなんだね、でも疑ってもないから。
明日また会社、じゃ休んじゃえば。
って、帰したくない。
見たくないものは見なくていいよ。
見たいものだけ見たいけど、でも見もしない。
夜が明けたら、社会人としての生活。
くだらないと思うけど、大切な生活。

夜の公園は最高だもんなあ。そう思うだけ。

2020/01/20

ずるいね


ずるいね。
平気な顔で。
ずるいね。
5年の間も連絡もなしで。
ずるいね。
同僚のふりして指を握って。
どこへ連れていくつもり?
草原には赤い稲妻があるから。

ずるいね。
助けてくれるふりして。
ずるいね。
夜の雷雨でずっと祈っていたのに。

別れる前に心を連れ去る。
ずるいあの悪人みたいに。
平気な顔で。

ずるいね。
いつも晴れた空を見ていたい。
ずるいね。
雷雨でも消えないの。
ずるいね。
指だけでも残してほしいのに。
ずるいずるいずるいよね。