2020/01/27

夜の公園



誰もいない公園。
ブランコが行く、戻る。
うそは言わない、でも言いたい。
きみを目を見る。
じっと見てる。
ずっと一緒にいたい、でもいるわけない。
だって、夜は終わるから。
終らないで、って必死に思う。思うだけ。
紅茶の熱は冷めてる。
でもきみはあったかいと言う。
うそなんだね、でも疑ってもないから。
明日また会社、じゃ休んじゃえば。
って、帰したくない。
見たくないものは見なくていいよ。
見たいものだけ見たいけど、でも見もしない。
夜が明けたら、社会人としての生活。
くだらないと思うけど、大切な生活。

夜の公園は最高だもんなあ。そう思うだけ。