2006/12/10

運命を回す女

 
横たわる運命を回す女
駆きたてる透明のそんな

始める啓示
はあまりの刑に

今日出会うこと
今日であること

銀の金属はねて思考の響く
芯の奥底に消えては失くす

自分の哲学 自分の行く道
自分の鉄吐く自分の生き血

まるで君が全てをあやつるように
細い糸が全てにからみつく夜に

運命と呼ばれる熱が湧き出す
透明に結ばれた糸が巻き出す

病的な言葉・水のようなこの手
衝撃なことはキスしたことって?


君は神様かもしれない

その服をぬいでくれないか。