どうしても伝えたいことがあって、
それは風景みたいな物でもあるけど、
嬉しい、苦しい、切ないみたいな感情でもあるけど、
的確な言葉がないから、探している。
見つからないと、思い出しては引き戻される。
探していると胸の辺りがぎゅーっとなって、
行ったことの無い場所に来たように、足元がふわふわする。
押しつぶされた心臓が、尿管結石みたいにコロリと飛び出る。
これ以上ないぐらいに固めた言葉たち。
憂い。嬉し。それが詩。
その石を蹴っ飛ばして水切りしたり、
その石で壁を引っ搔いたり、
瓶に並べて保管したり、
飛行機みたいにでかいジャンプしたり、
だから何だってんだ。